
1 本質とその表現
悍威に富み 良性で素朴感があり、感覚鋭敏で 動作敏速である。
歩様は軽快で持続性がある。
2 一般外貌
性相明らかで、体躯の均整良く、骨格の構成正しく、
筋・骨・腱ともに よく発達している。
体高対体長の比は「10:11」で、牝は牡に比べれば 体長は稍々長い。
体高の基準は、牡 48.5㎝~51.5㎝ 牝 45.5㎝~48.5㎝ である。
3 被毛
上毛は剛く、下毛は軟く密生する。
上毛の色は、赤・虎・胡麻・黒~褐・白等で、これらが混色するものもある。

左から、赤・虎・胡麻・黒褐・白 ※画像クリックで拡大表示可能
4 頭、顔部
体躯に対して大きめである。
額は広く 略々平かで、頬部はよく発達し、
鼻梁は直で 吻は徐々に細まり 力強さがある。
鼻鏡緊密で、白色犬以外は 黒色である。
唇の緊り良く、縁に色素の分布が密である。
歯牙は健全で、よく発達し、歯列と噛合せは正しい。
耳は小さめで三角形、稍々前傾するが、確りと立っている。
目は稍々斜めに位置し、両眼の間隔は適度であり、形は長めの三角形に見える。
虹彩の色は濃いほど良い。
5 頚部
適度の長さで、筋骨よく発達している。
保持は若干高めである。
6 胴部
肋の張りよく、前胸・下胸ともに よく発達している。
脊は短強で直である。
体幅に応じて腰部の幅もあり、強靭である。
腹部は適度に緊っている。
7 前肢帯
各部の発達よく逞しく、各関節は強固、各角度適正で、
上部は胴体に緊密に付着している。
8 後肢帯
筋骨よく発達し、股関節の連繋は緊りよく円滑で、飛節角度は深すぎない。
9 尾部
太く、力強く 巻尾 または差尾である。
末端は、略々飛節に達する。
上毛は体毛に比して開立する。

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